ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○
ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第70回 マイカーローンで叶ったボーダーバンクス。毎週末が楽しみです (2019年01月08日)

千葉県在住の川上さんご夫婦は、昨年末に、マイカーローンを使って、バスをベースにしたビッグなキャンピングカーを購入。毎週のように車中泊の旅を楽しんでいるそうです。

オーナーさんデータ
千葉県 川上さんご一家
家族構成:
夫・泰司さん(53歳・会社役員)、妻・陽子さん(44歳・主婦)、犬2匹
購入時の世帯年収:
1,500~2,000万円
購入した車:
NUTS「ボーダーバンクス タイプT」
購入価格:
1,530万円
利用ローン:
オリコ「オートローン」
金利タイプ:
固定金利型
金利:
2.5%(2018年11月実行)
ローン借入金額:
700万円
借入期間:
72回(6年)
毎月の返済額:
10.7万円

現在乗っているキャンピングカーが3台目だという川上さん。最初に購入したのは、今から6年前のことです。
陽子
私たち夫婦の共通の趣味は、釣りやスキーなどのアウトドア。毎週のように車で出かけているうちに、キャンピングカーが欲しいと思うようになりました。
キャンピングカーがあれば、レジャーの後に渋滞の中を帰宅しなくても車中泊をして好きな時にゆったり帰れるし、ご当地の美味しいものやお酒も楽しめます。また、犬を2匹飼っているのですが、ペット宿泊OKの宿を探す必要もありません。そんな欲張りな願いを叶えたいと思ったのです。
最初に買ったのは、バンを改造したバンコンタイプの「ダーウィン」。その3年後に、ハイエースをベースにしたキャブコンタイプの「リバティ」に乗り換えた後、昨年末に、「ボーダーバンクス」に乗り換えました。
NUTS社の「ボーダーバンクス」は、愛好者のなかでは、「いつかはボーダーバンクス」と言われるほど、憧れの存在です。
陽子
きっかけは、キャンピングカーショーで、24年ぶりにモデルチェンジされた新型ボーダーバンクスを目の当たりにし、衝撃を受けたことです。値段は張りましたが、惚れ込んでしまい、「絶対欲しい!今しかない!」とその場で購入を即決してしまいました。
威風堂々とした外観。ベース車はトヨタ コースター ビッグバン

威風堂々とした外観。ベース車はトヨタ コースター ビッグバン

「ボーダーバンクス」の魅力はそのスケール。まるで自宅で暮らしているような生活が楽しめます。
陽子
長さ6.2m×幅2.2m×高さ3mのバスをベースにしているので、とにかく広くて天井が高い。車中にいるような窮屈な感じがありません。
車内にあるとは思えないサイズのキッチン。料理がはかどる

車内にあるとは思えないサイズのキッチン。料理がはかどる

ベッドもツインベッドなので、自宅と変わらず、ぐっすりと安眠できます。
写真の両サイドは共にベッド。十分な大きさのツインベッドを設置できる

写真の両サイドは共にベッド。十分な大きさのツインベッドを設置できる

寝室にテレビを増設したり、最新のオーディオシステムを取り付けたり、運転席と助手席の間に犬用ゲージを設置したり、とカスタマイズすることで、人も犬もくつろげる居住空間ができました。
いくつも料理が並べられるテーブル。下に大きなビールクーラーも置ける

いくつも料理が並べられるテーブル。下に大きなビールクーラーも置ける

また、ベース車がバスなので、ハンドルなどのタッチがソフトで、とても運転しやすいのも特徴です。女性の私もラクラクと運転を楽しめています。
運転席だけでなく、助手席のシートもレカロの高級シートに取り替えた

運転席だけでなく、助手席のシートもレカロの高級シートに取り替えた

最近は、毎週のように、富士五湖の西湖を始めとした関東周辺の湖畔などで車中泊をしながらアウトドアを楽しんでいます。
これからのシーズンは、スキーへ行ったり、RVパークを巡って美味しいものを食べたり温泉に入って過ごしたりするのが楽しみです。
ローン借入額は700万円。オリコの「オートローン」を選びました。
陽子
オリコを選んだのは主人の会社と取引があるということもあるのですが、金利が2.5%と低かったのが決め手でした。
最終的な価格は1,500万円以上になってしまったのですが、前に乗っていたキャンピングカーが高値で売れ、まとまった額の頭金ができたので、700万円の借り入れで済みました。購入から3年経った前の車が高額で売れなければ、ボーダーバンクスの購入には踏み切れなかったでしょうね。
最後に、キャンピングカーの購入を検討している人へのメッセージを伺いました。
陽子
キャンピングカーの醍醐味は、宿泊先を事前に予約したり、滞在先で食事の時間に拘束されたりすることなく、気の向くままに旅ができることです。悪天候なら行き先を変えられますし、旅先でお気に入りの場所を見つけたら、プランを変更し、そのエリアで車中泊をすることも可能です。最近では、電源が利用できるRVパークが全国に広がってきているので、より快適に車内で過ごせるようになりました。ペットと旅をしたい方にとっても安心できるので、とてもおすすめです。

ライターからのコメント。

自宅のようなくつろげる空間で全国中を旅できるキャンピングカー。一生に一度は手に入れたい…と思ったのは私だけではないでしょう。
ローンの借入額を抑えるためには、金利の低さだけでなく、できるだけ多くの頭金を用意することも重要です。自動車の場合は、川上さんのように、いま所有している車が高く売れるタイミングを見逃さないこともポイントといえるでしょう。

※今回ご協力いただいた川上さんのインスタグラムURLは https://www.instagram.com/tai_yo_riki/

文/杉山直隆、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン