ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○
ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第64回 マイカーローンで叶ったランボルギーニ。会社員でも買えました。 (2018年07月10日)

愛知県在住の塩尻さんは、普通の会社員ながら、中古で2,350万円もするランボルギーニ・ガヤルドスパイダーを購入。マイカーローンをフル活用して実現しました。

オーナーさんデータ
愛知県 塩尻 和也さん(仮名)
家族構成:
独身(33歳・会社員)
購入時の世帯年収:
800~900万円
購入した車:
ランボルギーニ・ガヤルドスパイダー
購入価格:
2,350万円
利用ローン:
第三銀行「マイカーローン「速~い」」
金利タイプ:
固定金利型
金利:
2.25%(2017年6月実行)
ローン借入金額:
1,000万円
借入期間:
8年
毎月の返済額:
6万6,000円+ボーナス払い45万円

もともと塩尻さんは中古のフェラーリに乗っていました。その購入当時もかなり背伸びをしたそうですが、さらに高級車にチャレンジしたいと思っていたそうです。
塩尻
中古のフェラーリには4年半ほど乗っていたのですが、大規模な整備が必要になり、かなりお金がかかりそうだったので、新しい車に買い替えることにしました。いくつかの外国車に候補を絞って探していたところ、良い個体が出てきたのが、ランボルギーニのガヤルドスパイダーでした。
これが、ランボルギーニの「ガヤルドスパイダー」。中古でも2,000万円超!

これが、ランボルギーニの「ガヤルドスパイダー」。中古でも2,000万円超!

ランボルギーニの「ガヤルドスパイダー」は、2005年に発売され、ランボルギーニ史上最高に売れた「ガヤルド」シリーズの車。シリーズ初のオープンカーです。
塩尻
ランボの中でもガヤルドを探していました。その理由はV10エンジン(水冷型V型10気筒エンジン)。理想を言えば、F1マシンのようなエンジン音が楽しめるV12エンジンの車に乗りたかったのですが、さすがに金銭的に厳しい。その点、ガヤルドのV10エンジンは、金銭的にギリギリ手が届くし、低回転では図太く高回転では甲高い、独特のV10サウンドも味わえます。
ガヤルドスパイダーを気に入ったのは、オープンカーということもあります。単に乗ってみたかったということもありますが、金銭面の理由もあります。私は、お金に困ったときにすぐ手放せるよう、車を買うときは、常に「売ったときにいくらになるか」を考えながら購入しているのですが、日本ではオープンカーは人気なので、ガヤルドスパイダーなら売りやすいのです。
ルーフトップをオープンにした状態。どこにいても画になる

ルーフトップをオープンにした状態。どこにいても画になる

ガヤルドは、ランボルギーニのなかでは比較的価格を抑えた"ベビー・ランボルギーニ"と呼ばれる車種ですが、走りは圧巻だそうです。
塩尻
中古と言っても、2005年に発売された車なので、電子制御や軽量ボディなどによって、走りの質はかなり洗練されています。乗り心地は驚くほど良く、走りの安定感も文句なしですね。オープンにしていても、普段の速度域であれば風の巻き込み等も少なく快適です。
エンジン音に関しても、あまりうるさくないので、住宅街でも安心です。まぁ、静かすぎて、少し物足りないところはありますが(笑)。
車内。革張りシートで、高級感がある

車内。革張りシートで、高級感がある

休日になると、人生で初めて購入したオープンカーの魅力を存分に楽しんでいるそうです。
塩尻
電動ルーフトップなので、オープンにしたいときも楽々オープンにできます。やはり天気のいい日のドライブは最高ですね。とくに春に、桜のトンネルをオープンにして走るのは、本当に最高です。夜に、星を見ながら走るのも爽快。四季をより楽しめています。フェラーリの時もそうでしたが、街を走っていると、視線を痛いほど感じますけど、それも魅力のひとつかもしれませんね。
オープンカーで桜の名所を駆け抜けるのは格別

オープンカーで桜の名所を駆け抜けるのは格別

もうすぐ買ってから1年になりますが、とくに大きな車体のトラブルもありません。フォルクスワーゲングループになり、アウディと部品を共通化することで、耐久性、信頼性が上がっているので、普段使いも可能ですね。荷物は乗らないし、車体のサイズに合った駐車場を見つけるのも難しいので、買い出しには向きませんけど(笑)。
ローン借入額は1,000万円。第三銀行の「マイカーローン」を選びました。
塩尻
車体は2,350万円のうち、1,000万円はフェラーリを売却した資金でまかなえました。家族から300万円を借り、なんとか、残り1,000万円までこぎつけました。
三重県の地銀である第三銀行を選んだのは、定期預金をしているので審査が通りやすいのではないかと思ったからです。1,000万円ともなると、どこでも融資してもらえるとは思えません。幸い、難なく審査に通りました。
最後に、ランボルギーニ・ガヤルドの購入を検討している人へのメッセージを伺いました。
塩尻
ランボルギーニに限らず、乗りたい車や欲しいもののために頑張るのはいいことだと思います。私のようにローンを組めば夢は叶えられますしね。ただ、値段が張るので、いくらなら返せるのか、返済計画はしっかりたてた方が良いでしょう。また、相場より安い車は何かがあると思うこと。買った途端に修理代ウン百万円ということがあり得る世界ですから、隅々までしっかり確認してから買いましょう。

ライターからのコメント。

自動車をローンで購入する場合は、ディーラーや販売店の提携ローンを利用する人が多いようですが、塩尻さんのように、ご自身で借り入れをする金融機関を検討することで自分の希望条件にあったローンを申し込むことをおすすめします。金利1%台の低金利の商品や1000万円以上の借入額を設定出来る商品、その他付帯サービスのある商品など、是非さまざまな金融機関のローンを比較検討してください。夢を叶えるためにはしっかりと資金計画と返済計画をたてることが重要です。

※今回ご協力いただいた塩尻さんのブログ「フェラーリからランボルギーニへ!! ~サラリーマンの育牛ブログ~」のURLは、http://blog.livedoor.jp/pe993gt2/

文/杉山直隆、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン