ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○
ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第1回 住宅ローンで叶った私のログハウス。毎日、帰るのが楽しみです。 (2013年07月30日)

建設関連会社に勤める片岡さんは、昨年埼玉県に「ログハウス」をマイホームとして購入しました。ログハウスに住む魅力とは? 実際に住宅ローンで叶ったマイホームの「ログハウス」に訪問しました。

家主さんデータ
埼玉県 片岡さん(仮名)ご一家
家族構成: 夫・秀行さん(34歳・建設関連会社勤務)、妻・美幸さん(32歳・パート)、犬
世帯年収: 600~700万円
購入した住居: BESS「カントリーログハウス クールテイスト」
延床面積と間取り: 113.47m2、3LDK・ロフト・ウッドデッキ
購入価格: 3,500万円
自己資金: 400万円
住宅ローン: 三菱東京UFJ銀行「ビッグ&セブン」
金利タイプ: 変動金利型
金利: 0.875%(2012年9月実行)
ローン借入金額: 3,300万円
借入期間: 35年
毎月の返済金額: 9万円

埼玉県のとあるターミナル駅からバスで15分ほど。遠くに山々を望む、高台のログハウスは、片岡さんのマイホーム。2012年9月に完成しました。
秀行
家を建てたきっかけは、妻との結婚が決まったことです。建てる家は「ログハウス」に決めていました。以前、ログハウスの展示場をのぞいた時に、木の質感や自分で好きなように内装やインテリアをいじれるところに惹かれました。友人を呼んで皆でBBQをしたり、薪ストーブの前で語り合ったり、といった絵が浮かんできて、「こんな暮らしができたらどんなに楽しいだろう! 」と思っていたのです。
美幸
ログハウスを建てるのは、私も大賛成でした。地方の生まれで木に囲まれて育ったこともあって、木の温かい雰囲気が大好き。ログハウスなら、そのぬくもりを感じながら日々の生活が送れると思い、完成する前からワクワクしていました。
秀行
メーカーは、展示場で見たBESSに決めました。最大手なので安心かなと。
相談してみると、基本的な設計パターンはいくつかあるようで、そこから、ベランダを付けたり、和室を設けたり、とアレンジを加えられた。妻と、どんな家にしようか相談しながら作り上げていきました。

1階のダイニング。木のぬくもりが伝わる

玄関を開けると、まるで欧米の高原リゾートの別荘を思わせる雰囲気。広々としたダイニングの横に吹き抜けの空間が広がっています。
秀行
ラフな雰囲気が良いなと思い、カントリーテイストのログハウスを選びました。住み心地は大満足ですね。普段はこのダイニングで過ごしているのですが、木の香りや手触りを常に感じられて住んでいて本当に気持ちが良い。心も穏やかになります。オープンな間取りにしたので、窓を開けておけば風が抜けて暑い日でも涼しい。冬は冬でとても暖かいですしね。

ダイニングには薪ストーブ。存在感も抜群

美幸
「ログハウスといえば薪ストーブでしょ」ということで、薪ストーブにしたんですが、家全体がすごく温まるんです。暖房器具としてだけでなく、調理器具としても使えるのがいい。たとえばピザを焼いてみたり……。
秀行
焼き芋にハマってたよね?
美幸
ストーブの中に入れるだけで、簡単なのにおいしくて。今年の冬は焼き芋ばかりやってました(笑)。
秀行
山が見える場所に住みたくて、会社から片道2時間の場所に家を建てたんですけどね。この家は、どんなに疲れていても帰りたくなる。ダイニングでボーッとしているだけでも癒されます。

吹き抜けの空間が開放感を生む。正面は和室。ログハウスに意外とフィットする

2階に上がると、廊下がフリースペースになっていて、ソファと本格的なダーツマシンが置かれています。

2階の廊下を広く取ることで、遊び場に

秀行
このフリースペースもすごく気に入っています。ログハウスを建てると決めた時から、「ダーツマシンを置いたら友だちと盛り上がれて楽しいだろうな」と思っていたので、早くからここをそのためのスペースにしようと決めていました。実際、僕の友だちが来ると、ずっとここにいますね。重いダーツマシンを一生懸命2階に引き上げたかいがありました(笑)。
美幸
私の友人も都内から遊びに来ますが、別荘感覚みたいですね。都会の喧騒から離れて、ゆっくりくつろいでから帰ります。
秀行
ログハウスに惹かれた理由のひとつは、友人と一緒に楽しめそうだと思ったこと。住んでみて、それは予想通りでしたね。近々ウッドデッキでBBQをしたいなと思っています。

BBQを楽しめる広いウッドデッキ

ログハウスに住むようになって、片岡さん夫妻は趣味が増えたと言います。その一つがDIY*。上のウッドデッキにあるテーブルは自分たちで直したそうです。
* DIY 自らの手で生活空間を造ること
秀行
2階のフリースペースにあるテーブルも、1階の物置棚も、妻が自作しました。
美幸
DIYはこちらに来てから始めました。この家に住んでいると、何か自分でやってみたくなるんですよね。
秀行
ログハウスの楽しみは、自分の好きなように手を加えやすいこと。庭もわざと手付かずにしてもらって、自分たちでコツコツいじっています。
美幸
インテリアにも、すごく目がいくようになりましたね。気がつくと、「こんなの合うんじゃないかな? 」と探している。このログハウスに住んでから、自分の世界が広がったなぁと思いますね。

奥様お手製のテーブル。家のあちこちにDIYを楽しむさまが

物件価格は3,500万円。住宅ローンは、三菱東京UFJ銀行の変動金利タイプ「ビッグ&セブン」を選びました。
秀行
固定金利タイプは元から検討していませんでした。金利が上がると言われていますが、0%台の変動金利が仮に1%上がっても、まだ固定金利よりも安いですからね。また【フラット35】は団体信用生命保険の保険料を自腹で払う必要がある。トータルで見ると、銀行の変動金利タイプの方が得かなと思ったんです。
いくつかメガバンクの住宅ローンを比較・検討し、三菱東京UFJ銀行「ビッグ&セブン」に決めました。決め手は「七大疾病保障」。七大疾病で住宅ローンが返済できなくなった時にローン残高がゼロになる保障ですが、メガバンクでは三菱東京UFJ銀行が一番保険料が低かったんです。不摂生をしがちなので、妻のためにも付けた方がいいだろうと。住宅ローン選びは金利に目がいきがちですが、案外その他のオプション面も重要かなと思っています。
最後に、これから住宅を買う人へのメッセージをお聞きしました。
秀行
「ログハウスは住宅としてはどうなんだろう? 」と思う人もいるかもしれませんが、機能的にも十分。手入れをするほどに味わいが増すのも魅力的だし、この木のぬくもりに包まれる良さは、何物にも代えがたい。少しでもログハウスに興味がある方には、ぜひおすすめしたいですね。

ライターからのコメント。

念願のログハウス暮らしを実現した片岡さんご夫婦。自己資金は400万円程度でしたが、住宅ローンを活用し、月9万円の返済で理想の生活を手に入れました。「いつかはログハウスに住みたい」という方も、ローンを上手く利用すれば、「いつか」をぐっと近づけられるはずです。

※協力/BESS(ベス)(http://www.bess.jp/)、企画構成/カデナクリエイト、編集/イー・ローン

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